
■ 「仮の町」:いよいよ検討が始まる!
双葉郡を中心に未だ11万人を越える方々の避難が続いています。
その内2万人強の方は、5年以上の長期避難になる予定です。
そういう方々の仮設住宅後の住居をどこに確保すべきでしょうか。
昨年末、双葉町長は3年以内を目途に「仮の町」を整備したいと表明しました。
大熊町は最近発表した復興計画(素案)の中で、
震災3年後にいわき市周辺での「拠点づくり」をスタートさせたいとしました。
浪江町も復興ビジョン提言(案)の中で、
震災3年後にいわき市や南相馬市等に「町外コミュニティ」を整備したいとしています。
また富岡町は災害公営住宅をいわき市、郡山市、線量の低い町内に整備したいとしました。
こういった「仮の町」構想には、大きく二つのタイプがあると思います。
①は周辺の自治体への「とけ込み型」つまり仮設住宅の代わりに災害公営住宅を作るイメージです。
これなら現在と同じような運営が可能です。
②は「独立型」つまり復興ニュータウンを作って、そこに双葉郡民がまとまって住むイメージです。
それを郡外に作るのなら新しい制度が必要かもしれません。
受け入れ側の自治体の意向も大変重要になります。
この①と②は並存も可能だと思います。
いずれにしろ、いよいよ次のステップへの模索が始まりました。
■ 洋上風力発電:浜通り復興の大きな柱に!
3月6日、福島県沖の海域に浮体式の風力発電機3基等を
建設する実証研究事業がスタートしました。
成功すれば最終的には140基もの風車を並べ、
原発1基分100万kw級の発電を目指すことになります。
直径が150mにもなる大構造物です。
その製造には東北全体の応援が必要ですが、
その中心がいわき市になります。雇用創出効果は5000人。
福島沖の海風が風車に大変向いていることから始まった復興プロジェクトです。
漁業との共存という課題もありますが、
原発に代わる基幹産業として上手に育っていただきたいと思います。
(4月27日 記)




