○ 2008年1月の国会だより

■謹賀新年

 旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。

 おかげ様で民主党は参院選で躍進することができ、その結果「ねじれ国会」が出現しました。政治が行き詰まっているということだと思います。それを打破するため、今年は15年ぶりに政権交代を目指す年です。「去年の参院選は最大の戦いだった。今年の衆院選は最終の戦いになる」とは小沢代表の新年の挨拶です。私は年賀状に「愚公、山を移す」と書きました。努力を続けて行って大事を果たしたいという強い気持ちです。何卒よろしくお願いいたします。

 昨年は二度中国へ行く機会がありました。オリンピックを目前にしての建設ラッシュと、工場地帯のスモッグが印象的でした。低廉な人件費を武器に、環境を汚染しながらも世界の工場として突っ走る中国。それに対し日本はグローバル化と少子化の中で自分の立ち位置を見失い、衰退感や格差感が拡がっているように思います。これを打破するところに政権交代の本当の必要性があるのではないでしょうか。
 日本の長所を再確認しながら、次の目標を提案していくことが新政権の役割です。その目標とはGDPを超えた、例えば①民度(礼儀と教養)の高さであり、②環境(水と空気と土)の質であり、③独立心の強さ、等ではないでしょうか。新しい目標が共有化された時、再び日は昇るのではないでしょうか。


■薬害肝炎

 20年前に発覚し、5年にわたって裁判が続いていた薬害C型肝炎の救済問題にやっと出口が見えてきました。行政は機能せず、司法も解決できず、最後の手段として議員立法で全員一律救済を目指すということです。原因となった旧ミドリ十字の血液製剤は、薬害エイズも引き起こしました。汚染がわかっても承認を取り消さなかった行政、作り続けたメーカー、使い続けた病院。繰り返される薬害をどう根絶するか。三権分立の下、相互のチェックはどうすれば機能するのか。深い議論が求められています。

(1月1日記)
2008.01.09 Wed l 吉田泉だより l COM(0) TB(0) l top ▲