○ 2008年5月の国会だより

■ガソリン税

 4月1日に下がったガソリン税が、5月1日から又上がることになりました。この混乱については、お詫びをせねばなりません。しかしそのお陰で、数十年続いてきた道路特定財源制度が1年後に終了することになりました。一連の騒ぎは、そのための代償だったと考えてもらうしかありません。その改革を確かなものにすること、さらには後期高齢者医療制度を見直すことが終盤国会の大きな課題になってきました。

■児童ポルノ

 4月10日の青少年問題特別委員会で「児童ポルノ」の問題を取り上げました。アメリカのシーファー駐日大使が「日本も法律を改正して児童ポルノの単純所持を犯罪とすべきだ」と1月末に読売新聞に投稿したことがきっかけで法改正論議が始まったものです。私は民主党の検討チームの事務局長を仰せつかった立場から、大使が言うように①日本は米国と並んで本当に児童ポルノの二大消費国なのか、②被害児童は本当に小学生が多いのか、③単純所持と性的虐待の関係は本当に実証されているのか、など質しました。一番大事なことは性的虐待の防止です。その本質を見失わないよう議論していきたいと思っています。

■臨時教員

 4月22日の決算委員会分科会で「学校における臨時教員」の問題を取り上げました。毎年大学を出て教師になる人の実に半分近くが、実質1年契約の臨時教員(常任講師)としてスタートし、数年後に正規教員に採用されるという道を歩んでいます。臨時といっても、仕事・給料・国庫負担などは正規の人と殆ど同じであり、臨時で雇わねばならない法的根拠も希薄です。若い先生方の使命感のためにも、極力始めから正規で採るべきと質しました。渡海文科大臣からは「情熱を持って教育に取り組んでもらえるよう、採用のあり方について都道府県を指導していきたい」との答弁がありました。

(5月1日 記)
2008.05.22 Thu l 吉田泉だより l COM(0) TB(0) l top ▲