■ 予算編成:財布の中身を正直に見せる!

12月3日、臨時国会が終わりました。年末へかけて来年度の予算編成が本格化します。最大の課題は「基礎年金の国庫負担2分の1」を維持するための「臨時財源2.5兆円」の捻出法です。過去2年は特別会計の「埋蔵金」でヤリクリしてきました。しかし「安定財源」が確保されない限りもはや無理であることを、財務省は今回正直に訴えました。最終的には総理の判断によりますが、それ位国の財布は火の車です。法律で来年度に義務付けられている「税制の抜本改革」の成否が、国そして国民生活の命運を握ります。


■ 事業仕分:塩の国家備蓄を5分の1に合理化!

11月16日、塩事業センターが行っている「塩の国家備蓄(10万トン)」が「事業仕分」にかかりました。備蓄にかかる経費5億円をまかなうため、センターに有価証券500億円を預けています。すでに30年以上に渡ってやってきた事業ですが、今回の精査により備蓄量を5分の1にすることになりました。有価証券も5分の1で済むため、400億円分が国庫に戻ってきます。仕分けの大きな成果となりました。


■ 政治の状況:このヤマ場を乗り越えて3年頑張る!

最近の「エコノミスト」(12月7日号)で、毎日新聞の倉重篤郎氏が『難題山済み、支持率急低下でも菅政権が続く5つの理由』と題してエールを送ってくれています。5つの理由とは、①国政選挙の連続落選歴3回等の経験がある菅総理は簡単に音を上げないタイプ、②ライバルが見当たらない、③米国の支持がある、④霞が関官僚軍団が好意的である、⑤政策の方向性が正しい(税・社会保障の抜本改革や農業の体質強化を踏まえたTPP参加)。
このヤマ場を乗り越えて3年間頑張ることが、民主党の使命です。全力で取り組んで参ります。では皆様どうぞ良いお年をお迎え下さい。


(12月3日 記)
2010.12.06 Mon l 吉田泉だより l top ▲