野田大臣をお迎えして
新春の集い 2011年2月12日


■ 予算成立へ:一歩一歩作戦で!

3月1日未明、「予算案」が衆議院で可決されました。
「30日後には自然成立」というルールがあるので、4月1日から執行できることになります。
課題がひとつ解決されました。
次は予算関連法案です。
「こども手当」や「税法改正」など、野党の了解がまだ取れていないので、
このままでは参議院で否決されてしまいます。
そこで急がずに時間をかけて協議を続けることになりました。
一歩一歩作戦です。


■ マニフェスト:状況の変化を踏まえて、あわてずに!

予算委員会では民主党のマニフェストに関する質疑が多く出されました。
マニフェスト主要5項目(子ども手当・高校無償化・農業戸別所得補償・暫定税率廃止・高速道路無料化)の所要額は10.8兆円、23年度予算に計上したのは3.6兆円ですから、金額上の実行率は3分の1です。
子どもは半分実施、高校と農業は全部実施ですから、
項目上の実行率は2分の1と言っていいのではないでしょうか。
マニフェストを作った20年の夏は、「リーマンショック」による危機が深刻で
「積極財政」が求められていた時でした。
その後政権交代をはさんで22年5月に「ギリシャ危機」が起こります。
そこから日本でも財政危機感が出て来ました。
同年6月「財政運営戦略」の作成、7月菅総理の消費税発言と続きます。
そういった状況の変化を踏まえて、新規事業の拡充にはあわてずに取り組むべきと考えます。


■ 成長戦略:豊富な技術で世界に通じる商品開発を!

2月24日、予算委員会で遠藤乙彦議員(公)が「成長戦略」を取り上げました。
「日本の特許出願件数は米国と並んで断トツのトップ。科学技術大国である。
しかし経済成長は最下位。このギャップは何故か。
戦時中の戦艦大和の沈没と同じことが起こっているのではないか。」という鋭い指摘でした。
視野を拡げ、国際マーケットに対応し、国際スタンダードを取っていくことが課題です。
ケインズ・シュンペーターに加えドラッカーを読もうとのことでした。    

(記 3月1日)
2011.03.02 Wed l 吉田泉だより l top ▲