
平野大臣をお迎えしての
新春の集い(24.2.12)
■ 大震災1年:ワンストップサービスの復興局へ!
3月11日、大震災から1年目を迎えました。
亡くなった1万9千人余の方々への深い追悼、
そして復興への強い決意を新たにしたところです。
福島復興局担当の政務官として、
復興局の機能強化の責任を負って2年目に突入することになります。
地震・津波に原発事故が重なった福島には、
この1年間、国の出先として「原子力災害対策」「除染」「復旧復興」の
3つのチームが置かれてきました。
今後はその3つのワンストップサービスの窓口を復興局が仰せつかりました。
それぞれの専門家の意見をよく聞きながら全力で対応する所存です。
■ 復興交付金:第一回の配分額が決定!
復興庁の最初の大仕事が「復興交付金」の配分です。
第1回の申請分については、1ヶ月間の精査を経て3月2日に配分額を発表しました。
壊滅的な被害を受けた浜通りの事業が優先されています。
いわき市の場合は、末続から錦町須賀まで海岸線の新しいまちづくり・
災害公営住宅の建設・防災緑地計画の策定、
さらには西郷町忠多と泉もえぎ台の地滑り対策事業などが選定されました。
二つ目の大仕事が特区の認定です。
2月29日、福島県から投資を促進するための特区の申請をいただきました。
特区になる地域では、
①新設企業は法人税が5年間無税、
②既存企業でも新規投資は即時償却、
③給与等支給額の10%を税額控除、
これらのうちから一つを選べます。
三つ目は福島復興再生特措法案の提出です。
これが出来れば双葉郡への投資にさらなる恩典がつくことになります。
■ 避難区域見直し:今春、支援パッケージと一体で!
原発から避難中の方々にとっては、いつ自宅に戻れるのか、
長期間戻れない場合の支援はどうか、が最大の問題です。
それらをこの春にはお伝えするために、今復興庁の中で、
①避難区域の見直し、②除染、③インフラ復旧、④賠償、⑤住宅対策、⑥雇用
の6つのテーマ別に連日検討会がもたれています。もうすぐです。
(3月11日)