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■ 避難指示区域の見直し:新たなる一歩前進!

3月30日、政府は避難指示を出していた11市町村のうち、

川内村・田村市・南相馬市において見直しを発表しました。

警戒区域を解除する一方で、新たに年間20ミリSV以下の地域は

「避難解除準備区域」に、20~50は「居住制限区域」に、

50以上は「帰宅困難区域」に設定します。

それに先立ち賠償紛争審査会は、賠償に関する「中間指針二次追補」を発表しましたが、

不動産賠償については「50以上は全額、20~50は一定程度」としました。

一体「一定程度」とはどの程度か?そこをハッキリさせて、

残りの8町村の区域見直しを進めることが、目下の大きな課題です。




■ 福島復興再生特措法:与野党の協力で早期成立!

3月30日、福島復興再生特措法が成立し、翌日施行となりました。

これにより、

①福島県内の全市町村が特区の対象、

②原発避難地域については税の減免をさらに深堀り、

③原発避難の方々に災害公営住宅を適用、

④健康不安解消の措置、

などが実行されることになります。

与野党の協力により、この法律が予算よりも早く年度内に成立したことに対し、

福島復興局担当政務官として大感謝です。



■ 社会保障・税の一体改革:法案が決定、国会審議へ!

3月30日、野田内閣の命運を賭けた一体改革法案が閣議決定され、国会に提出されました。

急速な高齢社会化により、年金・医療・介護の社会保障給付費は、

今や年間100兆円。

一方その大半をまかなうべき保険料収入は、ここのところ55兆円程度。

その差額が、国の財政赤字の大きな原因になっていることは、ご承知の通りです。
  
 今回の法案は、2015年までに消費税の5%アップをお願いするものですが、

それができれば国の財政赤字(「ワニの口」とか「カバの口」とか呼ばれるもの)の半分が塞がれます。

まずはそれを実現し、その後2020年までに、その口をさらにきちんと塞ぐのが、

政府の中期財政目標です。

今年はそのための重要な分岐点です。ご理解を切にお願い申し上げます

(4月3日 記)
2012.04.09 Mon l 吉田泉だより l top ▲