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■ 復興:次は双葉郡「前線基地」の構想作りを!

大震災から1年半余りが経ちました。

未だに16万人の福島県民が避難中という困難な状態は変わりません。

阪神淡路の1.6倍に上る被害総額、そして地震・津波・原発事故の三重苦ではありますが、

「復興が遅い」とのご指摘も度々いただきました。

どうしても時間がかかるのが、原発事故関連です。

広野町や川内村などでは避難指示が解除されて1年経ちましたが、

なかなか帰還が進みません。

大熊町や富岡町では「5年間帰らない宣言」が出されました。

大変複雑な状況の中でのそれぞれの判断かと思います。

その一方で、双葉郡の方々の「町外コミュニティ」構想づくりが始まりました。

いわき市などに大規模な県営住宅が建つことになります。

それに引き続いて「双葉郡の中の前線基地」構想も具体化すべきと思います。

郡全体を睨みながら、病院・学校・住宅地・スーパーマーケット等をいかに配置していくか、

次の時代に向け、双葉郡の大きな絵を描き始める時です。

一方、道路や港湾等の「公共インフラ」は大急ぎで応急復旧できました。

津波被災地の「公営住宅」も用地交渉を経て、いよいよ年内に工事が始まり、

震災から3年後の春には入居が可能になります。


■ 副大臣退任:「基本的な考え方」の共通認識を!

10月2日、内閣改造に伴って復興副大臣を退任し、

今度は党の震災担当・総括副幹事長を仰せつかりました。

震災の翌日から福島市に入り、

政府連絡室→現地対策本部→福島復興局の責任者として多くの方々のお世話になりました。

深く感謝を申し上げます。

「低線量の不安」や「賠償金」などが絡んだ難しい現実の中、

「被災者の方々に寄り添いながら、政治としての筋を通す」つもりでやってきましたが、

当然のことながら随分とお叱りも受けました。

政府は復興・除染・区域見直し・賠償・20ミリ基準等について次々と「基本的な考え方」を発表しましたが、

それが県民の皆さんとの十分な共通認識に至っていないことが大きな原因かと思います。

今後とも繰り返し説明を続けていくのが政府与党の責務であります。

(10月6日 記)
2012.10.17 Wed l 吉田泉だより l top ▲