
■ 謹賀新年:失意の時こそ泰然と!
旧年中は大変お世話になり、誠に有難うございました。
今年もご指導ご鞭撻の程、どうぞよろしくお願いいたします。
昨年は我々福島県民にとって実に重い、運命の年となりました。
それでも幾多の苦難を乗り越え、何とか支えあってお正月を迎えることができました。
耐えていただいた被災者の方々、献身的に対応していただいたすべての関係者の方々に、
深く敬意を表します。
年賀状には「失意泰然」と書きました。
こういう失意の時こそ、落ち着いて冷静に、との自戒の言葉です。
引き続き財務大臣政務官として、
また復興本部福島現地対策本部長として、全力で対応してまいります。
■ ステップ2完了:いよいよ帰還の目途をつける時!
12月16日、第一発電所の冷温停止状態等が達成され、ステップ2が完了しました。
野田総理は、「発電所の事故そのものの収束」を宣言しました。
勿論、発電所の外での除染やインフラの復旧はこれからですので、
まだまだ事故全体が終息したわけではありません。
しかし今回の収束は「同心円で設定されている警戒区域の解除」と
それに伴う「放射線量による避難区域の見直し」のためには、
どうしても必要な分岐点です。
国際放射線防護委員の指針上も、
この収束をもって「緊急時(100~20ミリ)」から
「復興時(20~1ミリ)」の段階に入ることになります。
「収束宣言は撤回すべき」とのご意見もありますが、
そんなことをしたら国際的な大混乱です。
春ごろには新しい区分けと国の支援制度が発表されることになります。
焦点は、どこを除染し、どこを買い上げ(又は借り上げ)るのか、
そのバランスであると考えています。
■ 社会保障と税の一体改革:最後のチャンス!
増え続ける社会保障費をまかなうための消費税改革が山場を迎えました。
離党する人も出ていますが、前進するしかありません。
ギリシャ・イタリアのように国債金利が上がったら、
すべての社会保障が縮小してしまうからです。
なにとぞ大所高所からのご理解をお願い申し上げます。
(1月9日)

