○ 2009年1月の国会だより

■謹賀新年:六十カラ本番

旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。今年はウシ年、私も還暦の年男です。「60才からが人生の本番。人間は60年間苦労してやっと物事がわかるようになる」(むのたけじ)とも言われます。今年の年賀状には「六十カラ本番」と書きました。


■世界同時不況:守りと攻めとで

昨年を振り返ると9月15日をもって世界は大きく変わりました。アメリカの大手証券会社リーマン・ブラザーズが破綻した「リーマン・ショック」です。その影響は世界中に拡がり、さらに深刻化しようとしています。百年に一度という危機。しかし「ピンチはチャンス」です。ピンチの時こそ人は深く考え、新しく挑戦する気持ちになるからです。一つには雇用や医療などにおける社会保障の強化。二つにはエネルギーや農林漁業などの重点分野で成長戦略を描き、雇用の受け皿をつくること。言わば「守りと攻めの二面作戦」こそ今挑戦すべき仕事です。またこれまでの市場原理主義を見直し、自由と規制の新しいバランスを見出す時でもあると思います。それができた時、ピンチはチャンスになるのではないでしょうか。


■通常国会:2月上旬がヤマ場に

1月5日から通常国会が始まります。冒頭の議論はご存知「定額給付金」。我々野党は、政治哲学のない、また手間のわりに効果の少ない「天下の愚策」であるとして、反対することになりました。その関連法案が3月半ばには「3分の2ルールによる採決」に持ち込まれることになります。そこが今年最初の政局になりそうです。いずれにしろ今年は4年ぶりの総選挙の年。民主党は結党から10年を経て、少しずつ大きくなってきました。参議院では既に第一党です。今年衆議院でも勝たしていただき、新しい陣営、新しい政治哲学で、この百年に一度の難局に対処してまいる所存です。皆様のさらなるご理解とご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。

(1月1日 記)

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